音色もさわやかな、街のピアノ教室

2階のダイニングキッチン。フローリングは思い入れのある既存のままにし、傷んだいたキッチン周りだけタイル風のCFを上貼しました。テーブルの上には奥様お気に入りのライトが照らしてくれます。

寒い在来浴室を温かいUBに。窓をまたいでシャワーフックをつけることで、オーバーヘッドシャワーのように浴びることができます。

まだ使える家電はそのまま設置。内装と洗面台は交換し、CFがアクセントになるよう、シンプルな白でまとめています。

1階のトイレ。教室に通うこどもたちも使います。水色の扉は「こどもたちが開けてもよい扉」の色。トイレも、壁紙も、床も青系で、海岸沿いのおしゃれな家みたい！

1階のトイレは、青が引き立つよう他は白でシンプルに。

2階のトイレは洗面同様、床がアクセント。

この家の主役です。鉄製のらせん階段とアンティークなボウル。別のところに設置されていたアンティークの手洗いボウルを、1階の主役に抜擢しました。ボウルの色に合わせて、らせん階段の柱を塗装しています。踏板は滑りにくくひんやりしにくくするため、カーペットを貼っています。

1階と2階は外階段しかなかったので、室内で行き来がしやすいようらせん階段を取り入れています。

両開きの扉を開けると、既存のリフト式エレベーターが。事務所のなごりですが、今も使えるので、点検して荷物の上げ下げに活躍しています。元気な子どもたちに見つからないように（笑）まるで収納のような扉にしました。

水色は「子どもたちが開けてもよい扉」。教室への入り口です。

ピアノ教室は、壁はすべて無塗装のシナ有孔ボード。響き過ぎない音色を保ちます。いつかDIYでペイントしたい、というご要望もあり、あえて無塗装のままです。
楽譜サイズの棚板と、グランドピアノを照らすライトで気持ちよくピアノ演奏できそうです。

教室への入り口は、ちょっとのぞきたくなる「水色の扉」。

玄関入ると、色とりどりの扉が並びますが、濃い色は実はご家族のお部屋です。

一つの部屋を区切り、お母様と娘様のお部屋にしています。間仕切り壁上部は柱のみ、風通しや明るさをお互いに共有します。

お父様のお部屋は紺色。

息子さんのお部屋はダークグリーン。

外壁も改修し、ピアノ教室はこの扉から入ります。

サイディングを水色塗装。白いサッシと面格子、鉄骨も白で統一して、前を通る人たちがお店と間違えるくらい、おしゃれで目を引くピアノ教室になりました。