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施工事例

鎌倉の三角 【建築家住宅】設計:SAND

お客様にとっての住宅、近隣にとっての住宅、という二つの関係性について考えられて設計されました。
敷地に対角線を引き、敷地の手前半分を庭、奥側半分を建物となる単純な形とすることで、建物の間口は求められた面積に対して最大のものとなり、庭は幅も奥行きも最大となります。
建物は対角線から緩やかな勾配で片流れの屋根を葺き上げました。このジオメトリーは近隣にたいしての建物が建つことによる圧迫感の軽減に作用し、相対すると自然に視線が空に向くような開放性を生み出しました。
三角形状にすることで空間のつながりに斜めの方向性が加わりプランニングに”抜け”の要素をもたらしています。
三角形状のキッチンをプランの中心に配置し、家事作業中も子供に目を配れるようにしたいという施主の要望を叶え、対角側に開放的に広がるダイニング/リビングと一体につながり、さらにそこの大きな開口越しにある庭に接続しました。
この庭は風景としてだけでなく、リビングに接続した屋外の生活空間としても機能し、趣味のための作業スペースや畑、人を招いたときのバーベキューの場としてなど、お客様のライフスタイルに柔軟に対応する余白としても機能します。
直角側にはユニットバスやクローゼットなど、整形でクローズドな用途をコンパクトにまとめました。
結果、空間の性質としては敷地におけるもう片方の対角線に沿って、閉ざされたプライベートな機能からキッチン・ダイニング/リビングという日常の場を経て、オープンなアクティビティ空間としての庭に至る、というグラデーション的に変化する広がりのある平面が得られました。

建設形態
工事内容新築戸建て
工期約6ヶ月
世帯形態