レジデンス地下駐車場の排水メンテナンス

高級賃貸マンション（レジデンス）の駐車場地下ピットをメンテナンスさせて頂きました。

不動産を所有する法人様より、低層部にテナントが入るレジデンスの駐車場地下ピットにて、「湧水が壁をつたい、水が溜まるという状況を改善したい」というご相談を頂きました。

現場を確認したところ、以下の問題点が見つかりました。
・湧水を集めたパイプの受け口が繋がっておらず垂れ流し状態に。
・堤防の役割を果たすはずの排水路のブロックが劣化し、地下ピット内に湧水が溢れでている。
・２機ある揚水ポンプのうち１機が動作せず、もう１機も不具合が見受けられる。
すぐにでもメンテナンスが必要な状態でした。

これらを改善するため、
・湧水用塩ビ管を新たに配管
・排水路のブロックにコーキング（防水モルタルを塗る）
・２機のポンプ両方を新しいものへ交換
といった工事を行いました。

今回は、湧水の排水を改善対策としてご相談いただいたのですが、同時に「揚水ポンプ」の不具合に気付くことができました。

テナントが入るビルにつき、駐車場の機能を止めるわけにいかないため、警備員を配置しての工事となりました。
住まい同様、「居ながら」の作業は懸念する部分が多くなりますが、みなさまにご理解とご協力を頂けたことで滞りなく作業を完了することができました。
ありがとうございました。

弊社ではこういったハード部分のメンテナンスも承っております。
問題点をしっかり把握し、最適策をご提案の上施工させて頂きます。
建物のことでお困りのことがございましたら、是非お声掛けくださいませ。